Audio Branding Congress 受賞作―KLM Sonic Branding
Audio Branding Academy主催、Audio Branding Congressでの今年の受賞作。
1点目はKLM航空のSonic Brandingの事例でした。
以下のページの下部に実際の音源が入っています。
エージェンシーはオランダの"Massive Music"です。
彼らのコメントの一部を紹介します。
「私達はKLMがブランド価値を音楽とソニックロゴにも適応させる手伝いをしました。
独自性があり、ブランドの価値を示唆し、効果的にブランドが生活者とコミュニケーションができるようなものを作りました。KLMが行っている音楽利用をより一貫性のあるものにし、かつエアラインだということが人々に分かるようなものを目指しました。」
Brand Scoreを聴いてみるとなかなか面白く、
4つの音をモチーフに、クラシカルなアレンジからEDM風のアレンジまでどんどんジャンルが移り変わるようなものになっています。
全体を通していわゆる「飛行機らしさ」というのも分かりやすく伝わってきます。
Massive Musicは音源を作成しただけでなく、今後彼らがこの音をどう利用していくか、
どうアレンジするかについてのガイドラインも作成しています。
航空会社のような、ブランド作りに熱心な業界だとこういったことはどんどん進んでいきそうですね。
香りによるブランディングも、タイ?かどこかのアジアの航空会社ではかなり進んでいるようですし、
ANAのランディング時に流れる音楽もかなりシンボリックなものになっていると思います。
次回はその他受賞作です!