ベルリンにて開催、Audio Brandingの祭典
だいぶ前のことになりますが、5月末にベルリンにて、
Audio Branding Congress 2015
開催されたようです。
参考記事はこちら。
これはAudio Branding Academy(ABA)という組織が開催しているもので、音や静寂(silence)がブランドに有効活用されるように、という目的でつくられた組織です。
ABAが、Audio Brandingの最新事例・好事例を表彰する場、かつセミナーなどを開催する場として1年に1度開催されるイベントとして今回もこの会議が開かれました。
セミナー会場では、音のブランドへの利用、広告への利用、
またビッグデータとの関わり方と感覚値とのバランスなど、
今後急展開していきそうなトピックも議題としてあがったようです。
印象的だったのは、レポートのPart2にあったこのフレーズ。
EMOTION, AND VERY HAPPILY SO, IT IS STILL WHAT DRIVES OUR CHOICES, AND THOSE OF OUR CLIENTS TOO.
音は感性・心情と非常に深く結びついているがために、音の力を信じるというのはつまり、音の力=感情を動かす力として捉えているのだと思います。
文章を読んでいると、「結局は心の動きはデータではとらえきれないもので、最終的に信じるべきはemotionだ」という考えが見て取れます。
このライターの考えとしてあるのかも知れませんが、
やはりデータという無機質なモノとの対抗軸として、音というのは捉えられる傾向があるのかもしれません。
次回、続けて受賞作を見ていきます。
上手く音源など探してこられると良いのですが…。元記事には貼っていなかったので、どうにか探し出したいところです。